幼稚園が自分たちで植えたジャガイモとタマネギ収穫 掛川市

掛川市の幼稚園に通う子どもたちが自分たちで植え付けを行ったジャガイモとタマネギを収穫する催しが行われました。

掛川市の三笠幼稚園では食育の一環として、近くにある約80平方メートルの畑で園児たちが季節の野菜の植え付けと収穫を行っています。
畑では去年11月に植えたタマネギとことし2月に植えたジャガイモがそれぞれ収穫の時期を迎え、24日に年中と年長の園児約60人が保護者と一緒に収穫作業にあたりました。
このうちタマネギの収穫では、園児たちは土の上に伸びた茎の部分を手でつかんで次々と引き抜いていました。
また、ジャガイモは収穫しやすいように保護者たちがあらかじめ畑を掘り返しておいたということで、園児たちは土の中からのぞいているジャガイモを見つけて拾い集めていました。
24日にはタマネギ約60キロ、ジャガイモは約100キロ収穫したということで、6月に予定しているカレーパーティーで使われることになっています。
年長の女の子は「数え切れないくらいのジャガイモがとれました。カレーにして食べたいです」と話していました。
三笠幼稚園の山城まゆみ園長は「収穫の実体験を通して、ふだん食べている野菜をよりおいしく食べられるようになってくれればうれしいです」と話していました。