障害者がフライングディスク楽しむ 菊川市

障害のある人たちがプラスティック製の円盤を投げて競うパラスポーツ、フライングディスクを楽しむイベントが菊川市で開かれました。

このイベントは菊川市身体障害者福祉会が市民総合体育館で開き、障害者50人あまりが参加しました。
フライングディスクは直径25センチほどのプラスチック製の円盤を使ったパラスポーツで、20日は直径約90センチの的に向かって投げて輪をくぐった回数を競う「アキュラシー」という種目が行われました。
的までの距離は3メートル、5メートル、7メートルの中から選べるようになっていて、自信のある人は7メートルで挑戦していました。
また、視覚に障害のある人は的を近づけた上で、審判に白い目印を付けてもらったり、大きな身振りで投げる方向を知らせてもらったりするなど工夫をしながら競技を楽しんでいました。
心臓に障害がある70代の男性は「障害者だけでなく誰でもできるスポーツなのでいろいろな人たちと競技してみたいです」と話していました。
菊川市身体障害者福祉会の永井正弘会長は「投げ方を工夫しながらみんなでにぎやかに楽しんでほしいです」と話していました。