選挙後初の本会議 県議会の新議長に中沢公彦議員選出

静岡県議会は県議会議員選挙のあと初めての本会議を開き、新しい議長に浜松市東区選出で自民党の中沢公彦議員が選出されました。

静岡県議会は4月に投票が行われた県議会議員選挙のあと初めてとなる臨時会の本会議を開き、新しい議長と副議長を決める選挙が行われました。
その結果、新しい議長には浜松市東区選出で5期目を務める自民党の中沢公彦議員が選出されました。
また、副議長には富士市選出で4期目の自民党の鈴木澄美議員が選ばれました。
中沢新議長は本会議終了後、会見を開き、「熱海の土石流やリニア中央新幹線の工事、県が浜松に建設を検討している野球場など、あらゆる課題に直面しているのが静岡の現状だ。議長として、県と議会、そして市と町が連携し、コミュニケーションを高められるように対応していきたい」と述べました。
県議会議員選挙で焦点のひとつとなった各会派の勢力は、最大会派の自民改革会議が40人、知事を支持するふじのくに県民クラブが18人と、それぞれ選挙前より議席を伸ばし、公明党が5人無所属が5人となりました。
自民改革会議などの川勝知事に批判的な勢力は、知事の不信任決議案の可決に必要な議席の4分の3、51議席には達しませんでした。