県内への移住者 昨年度2634人 3年連続過去最多
昨年度、県内に移住した人の数は2634人と3年連続で過去最多となりました。県は、都心にアクセスしやすい東部地域を中心に移住する世帯が増えたほか、自治体の移住促進策の効果が出ているとみています。
県によりますと、昨年度県外から静岡県内に移住した人は2634人で(+766人)前の年度の1.4倍になり、3年連続で過去最多となりました。
移住の相談の件数も1万3496件で最多となりました。
移住先の地区別では、東部地区が1056人で全体の4割を占め、西部地区が617人、中部地区が467人、伊豆半島南部の賀茂地区が116人と続きました。
市町別では、浜松市が最も多く390人、静岡市が255人、沼津市が253人、富士市が241人などと新幹線の駅がある自治体が多くなっています。
また、年代別では、20代が34.3%、30代が32%、40代が17.3%など子育て世代である20代から40代までが全体の8割を占めています。
県では、テレワークが定着する中、都心へのアクセスが便利な東部地域を中心に移住する世帯が増えたほか、市や町の移住促進策の効果が出ているとみています。
県は引き続き、官民一体となって移住促進策を進めていきたいとしています。