富士市で住宅3棟全焼 焼け跡から1人の遺体

27日正午ごろ、富士市で3棟の住宅が全焼する火事があり火元となった住宅の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
この家に住む70代の男性と連絡が取れなくなっているということで、警察が身元の確認を進めるとともに、火事の原因を詳しく調べています。

27日正午ごろ、富士市中野の住宅から火が出ていると、近くの住民から消防に通報がありました。
消防車など16台が出て、火はおよそ2時間後に消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅が全焼したほか両隣の住宅も全焼し、火元となった住宅の焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、火元となった住宅には70代の男性とその妻、それに息子夫婦の4人が暮らしていて、火事のあと70代の男性と連絡がとれなくなっているということです。
また、消防によりますと、男性の妻はやけどをして病院に搬送されましたが命に別状はないということです。
現場はJR身延線の入山瀬駅から東に3キロ近く離れた住宅などが建ち並ぶ地域で、警察は遺体の身元の確認を進めるとともに、火事の原因を詳しく調べています。