富士市の幼稚園児 商店街を防火パレード

7日まで行われている春の火災予防運動に合わせて、富士市では、幼稚園児が火の用心を呼びかけながら商店街をパレードしました。

この防火パレードは、富士市の認定こども園「わかば幼稚園」が毎年この時期に行っていて、7日は、「防火」と書かれたはっぴを着た園児50人が参加しました。
園児たちは、「わたしたちは火遊びはしません」と書かれた横断幕を先頭に隊列を組んで音楽を演奏したり太鼓やシンバルをたたいたりしながら、約30分商店街を練り歩き、息の合った演奏を披露しました。
沿道では、保護者や地域の人たちが、手を振ったり拍手をしたりしながら、園児たちが歩く様子を見守っていました。
参加した園児たちは、「これからも火遊びはしません」とか、「太鼓が演奏できて楽しかったです」などと話していました。
認定こども園「わかば幼稚園」の大庭公洋理事長は、「パレードで子どもたちが地域の一員として防火を呼びかけることで、地域の皆さんも火災防止に取り組んでいただきたい」と話していました。