障害のある人たちが制作した立体作品などの展示会 袋井市

障害のある人たちが制作した立体作品や絵画などの展示会が、袋井市で開かれています。

この展示会は、県障害者文化芸術活動支援センター「みらーと」が袋井市役所で開いていて、市内にある8つの福祉施設に通う人たちが制作した立体作品や絵画など30点が展示されています。
このうち、障害者支援施設「袋井学園」の大川友弘さんの立体作品「昇竜」は、細長い水道管に青と白の荷造り用のひもをぎっしり巻き付けて全長3メートルほどの巨大な竜を表現しています。
また地元の牧場で働く平石弘明さんのフェルト作品は、飼育している羊の毛を使って牧場でのんびりと過ごしている牛や羊の様子を描いています。
このほか、いろとりどりの和紙で舞子を表現したちぎり絵や、フェルトペンなどで画用紙いっぱいに自分の姿を描いた絵画なども展示され、訪れた人たちは個性的な作品のひとつひとつに見入っていました。
この展示会は、袋井市役所の市民ギャラリーで28日まで開かれています。