浜松市の海岸 “鉄球” 23日に重機で撤去へ

浜松市の海岸に打ち上げられた直径1.5メートルほどの鉄球のようなものについて、爆発の危険がないことが確認されたことを受けて、県は23日重機でつり上げて撤去することを決めました。

浜松市西区の遠州浜海岸では、直径1.5メートルほどの大きさの金属製の球体が打ち上げられているのが見つかり、21日警察が調べた結果、中身は空洞で爆発の危険性はないことがわかりました。
これを受けて海岸を管理する県の土木事務所は22日午前9時から建設業者とともに球体をどのように撤去するか話し合いました。
土木事務所によりますと、球体は、金属製のブイとみられるということで、23日に重機を使ってつり上げたあと大型トラックの荷台に砂を敷き、転がらないようにした上で運び出すことになりました。
撤去した鉄球は、建設業者の敷地で一定期間保管したあと、持ち主が現れなければ処分する方針です。
静岡県浜松土木事務所沿岸整備課の松川正樹班長は、「どのような物か断定できていないが、安全であることは確認されているので、通常の漂流物と同じような形で処理することになる」と話していました。