浜松の海岸に謎の“鉄球”打ち上げられる 爆発の危険性なし

浜松市の海岸に直径1.5メートルほどの鉄球のようなものが打ち上げられているのが見つかり、警察が21日、周辺の立ち入りを規制して調べた結果、爆発の危険性がないことが確認されました。

2月18日、浜松市西区の遠州浜海岸を散歩していた人が、海岸に鉄球のようなものが打ち上げられているのを発見し、21日午前9時前に警察に通報しました。
警察によりますと、見つかった物体は直径が1.5メートルほどの大きさの金属製の球体です。
警察は現場近くの道路や、半径100メートルの範囲の立ち入りを規制したうえで、機動隊の爆発物処理班を出動させて調べましたが、爆発の危険性がないことがわかり午後4時に規制を解除しました。
警察によりますと、X線を使って確認したところ、中身は空洞とみられるということですが、どのような物かは詳しくわかっていないということです。
今後は、海岸を管理する県がどのように撤去するか、関係機関と協議することにしています。

《“1か月以上前から浜辺にあった”》
海岸にランニングに来ていた浜松市の50代の男性は、「鉄球のようなものは1か月以上前から浜辺にありました。材質はおそらく鉄だと思います。近づいて手で押してみたこともありますが、重くて動きませんでした」と話していました。