音を頼りにプレー「ブラインドサッカー」の体験会 〜御前崎〜
視覚障害のある人たちが音を頼りにプレーする「ブラインドサッカー」の体験会が御前崎市で行われました。
体験会は障害のある人もない人も一緒に交流しながらスポーツを楽しんでもらおうと、御前崎市の公益財団法人が開いたもので幼稚園児から大人まで約60人が参加しました。
28日は浜松市出身のブラインドサッカー選手、辻一幸さんが講師を務め、はじめに競技の進め方などを説明しました。
ブラインドサッカーは、アイマスクをつけた選手たちが音が鳴る特殊なボールを使い、仲間からの声や音を頼りにプレーするもので、パラリンピックの競技になっています。
参加した人たちはお互いに声を掛け合いながらゴールを目指してボールを蹴っていき、車いすを利用している人は手でボールを転がすなどみんなでブラインドサッカーを楽しんでいました。
体験会の最後には、がんばった子どもたちに辻選手からサッカーボールがプレゼントされました。
サッカーボールをもらった小学3年生の女の子は、「とてもうれしいです。ボールを渡すところが楽しかったです」と話していました。