大道芸W杯のプロデューサー 外国への差別とも取れる文書配付

11月、静岡市で開催される「大道芸ワールドカップ」のプロデューサーの男性が、会議で、外国への差別とも取れる内容の文書を配っていたことが関係者への取材でわかりました。
プロデューサーは「私の完全な間違いだ」と謝罪していて、実行委員会は、6日にも見解を発表する方針です。

大道芸ワールドカップは世界各国からアーティストを招いて開く静岡市の一大イベントで、ことしは3年ぶりに、感染対策として出場者を国内在住に限定し11月4日から3日間の日程で開かれる予定です。
こうした中、開催に向けて、9月17日に市内で行われた実行委員会の会議で、プロデューサーを務める奥野晃士氏がスタッフに対し、外国への差別とも取れる内容の文書を配っていたことが関係者への取材でわかりました。
NHKが入手した文書では日本人の定義について、「日本列島に居住する民族を血統に持つ人」とした上で、遺伝子の特徴を説明し「精神性の中核は武士道」などとしています。
また、日本人アーティストの魅力を強調する中で中国のことわざとして「中国人は一人だと龍だが、二人だと虫になる」と記していて、関係者によりますと、その場で出席者から「外国の人もスタッフとして関わってくれているのに、非常に危険だ」という声が上がったということです。
これについて、奥野プロデューサーは、ツイッターで「私の完全な間違いだ」と謝罪していて、実行委員会では6日にも見解を発表する方針です。