台風15号 静岡各地に100ミリ超える猛烈な雨

台風15号の接近の影響で、東海地方には発達した雨雲が次々に流れ込み静岡県では各地で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、「記録的短時間大雨情報」が発表されています。

レーダーによる解析で午後9時50分までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨を観測した浜松市では68万人あまりを対象に警戒レベルで最も高いレベル5の「緊急安全確保」を出して少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。
気象庁の観測によりますと、台風15号は23日午後9時には和歌山県の潮岬の南東120キロの海上を1時間に20キロの速さで北東へ進んでいます。
この台風の影響で東海地方には発達した雨雲が次々と流れ込んでいます。
静岡県には夜になって発達した雨雲がかかりつづけ、午後10時前までの1時間に各地で100ミリを超える猛烈な雨が降り、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
この1時間で静岡県の牧之原市付近と島田市付近で120ミリ以上、浜松市南部付近と焼津市付近、吉田町付近でおよそ120ミリ、磐田市付近と藤枝市付近でおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
気象台は午後10時49分、静岡県や愛知県では線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
浜松市では、市内の28万9705世帯、68万8329人に警戒レベルで最も高いレベル5の「緊急安全確保」を出して、斜面から離れた場所など周囲の状況を確認し、少しでも安全な場所で命が助かる可能性の高い行動を取るよう呼びかけています。
このほか浜松市や袋井市の全域、それに静岡市の一部など県内の広い範囲に避難指示が出ています。
静岡県の各地で土砂災害や川の氾濫の危険性が急激に高まっているため、厳重に警戒し、安全を確保してください。
24日午後6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、静岡県で250ミリ、愛知県と三重県で150ミリ岐阜県で120ミリと予想されています。
気象台は土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。