“性別にとらわず仕事選び”を考える 菊川市の小学校で講座

性別にとらわれない仕事選びについて子どもたちに考えてもらおうという講座が菊川市の小学校で行われました。

この講座は菊川市が男女共同参画の啓発事業として毎年、市内の小学校で開いていて、22日は横地小学校の3年生15人が参加しました。
市内の総合病院で働く男性の看護師と地元のバス会社で働く女性の運転手が講師を務め、仕事の内容ややりがい、それに仕事を選んだ理由などを話しました。
この中で、バス運転手の山田則子さんは、「バスの運転手は男の仕事というイメージが強く女性は少なかったけれど、憧れていた仕事だったのでやりがいを感じています」と話し、失敗を恐れず挑戦することの大切さを訴えました。
話しを聞いたあとで子どもたちは、「性別に関係なくやってみたいことをやればいいと思いました」などと自分の意見を発表していました。
将来は保育士になりたいという男子児童は、「看護師は女の人というイメージがあったけれど、男の人も同じように働いていることが分かりました」と話していました。