“シラスウナギ”県内初の常設展示へ 清水町の「幼魚水族館」

絶滅危惧種に指定されているニホンウナギの稚魚のシラスウナギが、清水町の水族館で、常設で展示されることになりました。シラスウナギの常設展示は、県内では初めてで全国でも非常に珍しいということです。

ニホンウナギは、IUCN=国際自然保護連合から絶滅危惧種に指定され、養殖に使われる稚魚のシラスウナギも漁獲量が減少傾向にあり、ふ化から養殖する大量生産が期待されているものの、成育が難しいとされています。
こうした中、ことし7月に、さまざまな魚の幼魚だけを展示する施設として清水町にオープンした「幼魚水族館」では、県内にある国の研究機関の協力を得て、今回、シラスウナギを常設で展示することになりました。
展示するのは、研究機関で、ふ化からシラスウナギの大きさまで育てるのに成功したもので、21日は、担当者がシラスウナギ11匹を水槽に移す作業をしていました。
水族館によりますと、シラスウナギを常設で展示するのは、県内では初めてで全国でも非常に珍しいということです。
国の研究機関の高崎竜太朗さんは、「ウナギはふ化してからそのまま育てるのはとても難しく漁獲時期も限られるので、水族館での常設展示は世界でも珍しい」と話していました。
幼魚水族館の石垣幸二さんは、「チャレンジになるが、ウナギの稚魚や幼魚を知らない人は多いのでふ化させたものから展示しうなぎの一生を知ってほしい」と話していました。
シラスウナギの常設展示は22日から行われるということです。