浜松市の「大河ドラマ館」で出演者への応援メッセージ描く催し

来年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」を盛り上げようと、浜松市で建設中の「大河ドラマ館」で、出演者への応援メッセージなどを描く催しが開かれました。

この催しは、浜松市が、浜松城公園の隣に建設を進めている「大河ドラマ館」で開き、午前中の部には、市内をはじめ全国から親子連れなどおよそ200人が集まりました。
参加した人たちは、ドラマ館の床となるコンクリート部分に、1グループあたり2平方メートルの範囲で、市が用意した色とりどりの水性ペンを使って自由にメッセージやイラストを描いていきました。
メッセージには、「家康を支えたたくさんの仲間が活躍してくれるのを願ってます」などドラマへの期待の気持ちや主人公の徳川家康を演じる松本潤さんら出演者への激励の言葉などが並べられ、その周囲には、徳川家の家紋の三つ葉葵や浜松市のキャラクター「家康くん」などが描かれていました。
このメッセージは、ドラマ館が完成した際には、床にシートが張られて見えなくはなりますが、そのまま残るということです。
すでにゆかりの地も訪れたという親子連れは「人の気持ちを思い、家臣に慕われた家康を松本さんが、浜松を舞台にどう演じるのか楽しみです」と話し、家族4人で参加した母親は「子どもたちが歴史に興味を持ち始めたので一緒に見たいです。出演する方には、浜松のおいしいものを満喫して欲しいです」と話していました。