「どうする家康」静岡市大河ドラマ館 来年1月27日オープン

来年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の放送開始に合わせて静岡市に設けられる大河ドラマ館の名称が「どうする家康静岡大河ドラマ館」に決まり、来年1月27日にオープンすることになりました。

来年の大河ドラマ「どうする家康」は、俳優の松本潤さんが主役を務め、戦国の世に生まれ多くのピンチを乗り越えて乱世を終わらせた徳川家康を、現代に通じるリーダーとして描いていくドラマです。
静岡市などで作る「どうする家康」活用推進協議会では、静岡浅間神社の境内にある市の旧文化財資料館を改修して、大河ドラマ館を開設する予定で、21日は、神社で改修に向けた安全祈願が行われ、名誉館長に就任した落語家の春風亭昇太さんらが参加しました。
このあと、協議会が会見し、ドラマ館の名称が「どうする家康静岡大河ドラマ館」に決まり、来年1月27日にオープンすると発表しました。
ドラマ館では、ドラマで使われた衣装や小道具のほか、家康をまつる久能山東照宮や駿府城を紹介する展示などが行われるということです。
協議会の会見に出席した春風亭昇太さんは「子どもの頃、大河ドラマを見て歴史に興味を持つようになった。ドラマ館を見てもらう事で、歴史に少しでも興味を持ってもらいたい」と話していました。
ドラマ館の開館期間は再来年1月28日までで、初日にはオープニングセレモニーを行うということです。

一方、同じくこの放送に合わせて愛知県岡崎市に設けられる大河館の名称も「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」に決まりました。
岡崎公園にある施設「三河武士のやかた家康館」の1階部分に設ける計画で、広さはおよそ600平方メートル、ドラマで使われた衣装をはじめ、大道具や小道具、それに関ヶ原の合戦のジオラマなどが展示される予定だということです。
オープンは来年1月21日の予定です。