ロボットメーカー工場内に障害者サッカー専用競技場建設へ

静岡市清水区にある産業用ロボットメーカーが建設を進めている工場の敷地内に、県内で初めてとなる障害者サッカー専用の競技場が作られることになりました。

17日、静岡市の産業用ロボットメーカーIAIの本社で行われた会見で明らかにされました。
競技場は、視覚障害の選手らがプレーする「ブラインドサッカー」で必要となるフェンスの設置など、選手たちや障害者の意見を取り入れながら設計を進め、再来年春の運用開始を目指すということです。
施設の運営は、県内の障害者サッカーの団体が中心に行うということです。
専用のクラブハウスのほか、150人以上を収容できる観客席も設けられ、競技を見てもらうだけでなく、体験会なども定期的に行うことで様々な人の交流の場として活用することも検討しているということです。
静岡県内では、「ブラインドサッカー」や、手や足に障害のある人がプレーする「アンプティサッカー」など7つの障害者サッカーにさまざまな団体が取り組み、盛んに行われていますが、これまで専用の施設はなく、試合を行う場所や練習場の確保が課題となっていました。
日本障がい者サッカー連盟によりますと、こうした専用施設は全国でも珍しいということです。
県内で障害者サッカーの運営と普及活動を行う団体の理事長を務める瀬戸脇正勝さんは「競技場の建設によって、これからは、障害者サッカーを見て、参加して、ぜひ多くの人に関わってもらいたい」と話しています。