県の水産・海洋技術研究所 研究施設を一般に公開 〜下田市〜

下田市にある県の水産・海洋技術研究所で魚や貝などを飼育する研究施設が12日夜、一般公開されました。

県の水産・海洋技術研究所伊豆分場では、毎年夏休みに施設を一般公開していますが、新型コロナの影響などで2年ぶりの公開となり、昨夜は地元の子どもなど40人が訪れました。
公開されたのは、伊豆半島周辺の海に生息する魚や貝などを飼育・実験する研究棟で、直接触れるコーナーでは子どもたちがナマコなどの感触を楽しんでいました。
また、体長約40センチのブダイを飼育する水槽では、担当者が餌の海藻を与えると、5匹のブダイが争いながら勢いよく食べる様子が紹介されていました。
研究所では、伊豆半島周辺の海で起きている「磯焼け」という、海藻が減少する現象の原因の1つが、ブダイによる海藻の食害だとして漁業者と協力してブダイの駆除に乗り出しているということです。
見学した人は、「すごいですね。海藻はアワビなどの餌だからブダイに食べてほしくないです」と話していました。
研究所の長谷川雅俊主任は「公開をきっかけにブダイが海藻を食べるということを知ってほしいです」と話していました。