浜松市で大河ドラマ「どうする家康」制作めぐる講演会
来年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」の制作の裏話などを紹介する講演会が6日、浜松市で開かれました。
「どうする家康」は、乱世を生きる運命を受け入れ、未来を切り開いた徳川家康の姿を描く古沢良太さん脚本の大河ドラマです。
ドラマの舞台のひとつとなる浜松市は、放送に向けて機運を盛り上げようと、6日、制作統括を務める磯智明チーフ・プロデューサーを招いて講演会を開きました。
この中で、磯チーフプロデューサーは、古沢さんとともに静岡や愛知にある家康ゆかりの地を巡って準備を進めてきたことなど、制作の裏話を紹介しました。
また、今の浜松市が舞台となり、家康が武田信玄に敗れた「三方ヶ原の戦い」については、「跡地が残っていないので映像化が難しく、ここをどう表現するかがポイントになると思う。最新のCG技術などを使って戦いの壮絶さを表現していきたい」と話していました。
参加した50代の女性は「大河ファンなのでいろいろな裏話が聞けて楽しかったです。ドラマをきっかけに浜松の魅力を多くの人に知ってもらいたいです」と話していました。