静岡市 家康が愛した「一富士、二鷹、三茄子」ロゴマーク発表

来年の大河ドラマ「どうする家康」を静岡市の活性化につなげるため商工会議所と市の協議会は、徳川家康が愛したものとして伝わる「一富士、二鷹、三茄子」をモチーフにしたロゴマークを発表しました。

静岡商工会議所と静岡市は、来年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」を、徳川家康が幼少期と晩年を過ごした静岡市の活性化につなげるため協議会をつくってアピールすることにしています。
協議会は15日記者会見を開いて活動に使うロゴマークを発表しました。
マークは家康が愛したものとして伝わる「一富士、二鷹、三茄子」の3つの縁起物を重ねた上で、徳川家の家紋「三つ葉葵」を月や太陽に見立ててかたわらに配置しています。
富士は駿府から眺めた富士山、たかは家康が好んだたか狩りのたか、なすは家康に献上されたといわれる折戸なすを表しているということです。
協議会では今後、名刺やのぼり旗にマークを使うほか、申請に応じて土産物にシールで貼れるようにするということです。
協議会の会長を務める静岡商工会議所の酒井公夫会頭は「家康公の最も縁の深い都市であることをアピールして魅力を発信し、静岡市を盛り上げていきたい」と述べました。
また静岡市の田辺市長は「来年は歴史博物館もオープンする。ロゴマークに親しみを持っていただき、誘客や消費拡大のPRに活用してほしい」と述べました。
「どうする家康」は来年1月から放送される予定です。