宮城 新型コロナ 479人感染 1人死亡 (21日)

宮城 新型コロナ 479人感染 1人死亡 (21日)

宮城県と仙台市は21日、新たに479人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。
先週の土曜日・14日より33人少なく、4日ぶりに前の週の同じ曜日を下回りました。
また、60代の男性1人が死亡したということです。

新たな感染者を居住地ごとにみますと、仙台市が294人、名取市が28人、石巻市が22人、多賀城市、大崎市がそれぞれ17人、塩釜市が12人、角田市が9人、富谷市、七ヶ浜町、大和町がそれぞれ7人、気仙沼市が6人、岩沼市、利府町、大衡村がそれぞれ5人、川崎町、亘理町がそれぞれ4人、大河原町、村田町、柴田町、大郷町がそれぞれ3人、白石市、東松島市、蔵王町、涌谷町がそれぞれ2人、栗原市、登米市、松島町、山元町がそれぞれ1人、県外が3人、それに非公表が3人です。
あわせて479人で先週土曜日・14日より33人少なく、4日ぶりに前の週の同じ曜日を下回りましたが、県と仙台市は「大型連休に人出が増えた影響などで、感染者数が下げ止まっている」と分析しています。
年代別にみますと、10歳未満が101人、10代が80人、20代が74人、30代が86人、40代が57人、50代が38人、60代が22人、70代が9人、80代が9人、90代が3人となっています。
また、県は、入院していた60代の男性1人が20日、死亡したと明らかにしました。
このほか仙台市は、市内の保育施設で10人の、別の保育施設で7人の感染が確認され、新たな感染者の集団、クラスターが発生したとしています。
宮城県内の感染者の累計は8万3313人、死亡した感染者は195人となりました。

【入院86人 重症2人】
宮城県によりますと、新型コロナに感染して県が確保した病床に入院している人は、21日午後1時の時点で20日より6人少ない86人となっています。
県が確保している病床は最大で523床で、使用率は16.4%です。
このうち、仙台市とその周辺のあわせて14の市町村からなる「仙台医療圏」では最大で342床を確保していて、20日より3人少ない71人が入院し、使用率は20.8%となっています。
一方、実際に当日の受け入れが可能な病床でみると、県内は173床で使用率は49.7%、「仙台医療圏」は106床で使用率は67%となっています。
入院患者のうち重症の人は20日より1人少ない2人です。
このほか、宿泊施設で療養している人は、20日より55人多い850人、自宅療養は20日より168人多い2558人、入院先や療養先を準備・調整している人は20日より35人少ない611人となっています。