将棋の「王位戦」七番勝負 第2局 あすから函館で

将棋の八大タイトルの1つ、「王位戦」七番勝負の第2局が17日から函館市で始まるのを前に、藤井聡太七冠と挑戦者の渡辺明九段が16日、観光名所の五稜郭タワーを訪れました。

将棋の八大タイトルの1つ、「王位戦」七番勝負の第2局は17日から函館市内のホテル「湯元啄木亭」で始まります。
これを前に、対局する藤井聡太七冠と渡辺明九段が16日、そろって市内の観光名所、五稜郭タワーを訪れました。
2人は、国の特別史跡、五稜郭など函館の街を一望できる展望台でタワーの担当者から説明を聞きながら思い思いに景色を眺めていました。
藤井七冠は「函館に来るのは初めてなので、眼下に五稜郭や函館の町並みが一望できて、ずっと眺めていたい景色だと感じました」と話していました。
また、渡辺九段は「函館には数多く来ていますが、タワーから景色を見たのは初めてで、きれいな町並みだと改めて感じました」と話していました。
このあと2人はホテルに移動し、対局が行われる部屋で使用する駒を選んだり、空調や照明の明るさを確認したりする「検分」を行いました。
2人とも16日夜、ホテルで開かれる前夜祭に出席し、集まったファンや関係者にあいさつすることになっています。