北海道開拓の村 ”歴史や文化に興味を”子どもたちの写生会

北海道の歴史や文化に興味を持ってもらおうと、札幌市の野外博物館で写生会が開かれ、子どもたちが道内各地の歴史的建造物を再現した建物などの絵を思い思いに描いています。

この写生会は子どもたちに北海道の歴史や文化に興味を持ってもらおうと、札幌市厚別区の野外博物館「北海道開拓の村」が毎年開いているものでことしで40回目です。
6日は園児や児童など100人以上が集まり、受け付けで配られた画用紙を手に思い思いの場所に座って絵を描きはじめていました。
子どもたちは旧開拓史札幌本庁舎など、道内各地で明治以降に建てられた歴史的建造物を再現した建物を観察し、クレヨンや絵の具を使って色とりどりの作品を仕上げていました。
参加した小学3年生の男の子は「見たままをリアルに描きたいです」と話していました。
また小学4年生の男の子は「窓のところがうまく描けました。木の壁を絵の具で表現したいです」と話していました。
写生会は7日も開かれ、子どもたちの作品はことし9月8日から北海道開拓の村に展示される予定です。