円山動物園 オスのライオン“パーチェ” きょうから一般公開

札幌市の円山動物園では、徳島市の動物園から来た1歳のオスのライオン「パーチェ」が2日から一般公開され、多くの人が訪れています。

「パーチェ」は、おととし8月15日に徳島市のとくしま動物園で生まれた1歳のオスのライオンで、イタリア語で「平和」を意味することばが名前の由来となっています。
「パーチェ」は先月12日に札幌市の円山動物園に到着し、2日から一般公開が始まりました。
訪れた人は、「パーチェ」が屋外の展示スペースをゆったりと歩く様子を観察したり写真を撮ったりして楽しんでいました。
円山動物園では、2歳のライオン「クレイ」がオスとして飼育されていましたが、ことしになってメスと判明したことから、ことし5月、ふるさとの愛媛県立とべ動物園に戻っていて、メスの「イト」と一緒に展示するため、新たにオスのライオン「パーチェ」を迎え入れました。
高校生は「とてもよいタイミングで来られてよかった。1歳とは思えないくらい大きくて驚いた」と話していました。
また、5歳の男の子は「ライオンが好きで見に来ました。大きくてかっこよかったです」と話していました。