函館マラソン 7700人余が観光名所楽しみ走る

函館市内の観光名所を楽しみながら走る「函館マラソン」が30日開催され、7700人あまりのランナーたちが函館のまちを駆け抜けました。

ことしで34回目を迎える「函館マラソン」は、フルマラソンとハーフマラソンで全国からあわせて7700人あまりが参加しました。
午前9時のスタートを前に、出発地点の千代台公園陸上競技場には、次々と参加者が集まり、ジョギングをしたり仮装をしたりして開始を待ちました。
そして、午前9時にハーフマラソンのスタートが切られ、その10分後にフルマラソンのランナーたちが走り出しました。
30日の函館市内は、この時期らしい強い日差しが降り注ぎましたが、ランナーたちは、思い思いのペースで函館山を望む海岸沿いなどの市内の観光名所を楽しみながら駆け抜けていました。
沿道では大勢の観客が声援を送ったほか、道南を拠点に活動するご当地ガールズグループが歌とダンスを披露し、ランナーたちにエールを送っていました。
虹色のかぶり物をかぶって参加した60代の女性は、「沿道からたくさんの声援をもらえるので、疲れたときでも粘って走ることができます。景色を楽しみながら完走を目指して頑張ります」と話していました。