大雨災害を想定した訓練 空知総合振興局

本格的な台風の時期を前に、空知総合振興局で大雨による災害を想定した訓練が行われ、関係部局の担当者が集まって情報共有の手順などを確認しました。

訓練は、台風による大雨で各地で土砂崩れが発生しているほか、住宅や田畑の浸水被害も確認されているという想定で行われ、振興局や岩見沢市の職員などおよそ40人が参加しました。
振興局に設置された「災害対策本部」にはそれぞれの部局の担当者が集まり、▼土砂を撤去して通行ができるようになった道路を報告したり、▼被害が大きい自治体との情報共有を密にするため振興局の職員1名を派遣することを報告したりしていました。
空知地方では、去年8月の大雨で、1級河川の雨竜川が深川市などで氾濫し、そば畑が水につかるなどの被害が発生しています。
空知総合振興局地域創生部危機対策室の高田秀司主幹は、「訓練を繰り返すことで職員一人ひとりが迅速かつ適切な対応をとれるようにしたい」と話していました。