ラピダスに就職を希望 千歳で学生向けの企業説明会

先端半導体の国産化を目指す「Rapidus」の工場建設が千歳市で進められる中、就職を希望する学生向けの企業説明会が7日、開かれました。

「Rapidus」は自動運転やAI=人工知能などのデータ処理に欠かせない先端半導体の国産化を目指して設立され、現在千歳市で工場の建設が進められています。
就職を希望している大学や高等専門学校の学生を対象にした企業説明会が7日、市内で開かれおよそ70人が参加しました。
説明会は非公開で行われましたが、参加者によりますと会社の担当者から今後予定される事業内容や求める人材などについて説明があったということです。
ハローワークなどによりますと「Rapidus」は今年度卒業予定の学生を中心にAIなどの専門知識を有する人材やソフトウエア開発を担うエンジニアなど10人余りを募集しているということです。
大学院でAIの研究をしているという男子学生は「これまでやってきた研究が生かせるうえ実家のある千歳市で働けたら魅力的なので入社したいなと思います」と話していました。
また大学4年の学生は「先端半導体の国産化という新しいことをやろうとしている点に魅力を感じます」と話していました。