新ひだか町の病院で患者を暴行か 入院患者受け入れ一時停止

日高の新ひだか町にある病院で看護師が患者に暴行していたとして、病院は詳しい経緯を調べるとともに、入院患者の受け入れを一時停止しました。

道の関係者などによりますと、新ひだか町にある石井病院で、5月中旬、男性看護師が入院していた男性患者に暴行したということです。
退院後、この患者の腹や尻などにあざがあることに別の施設の担当者が気付き、調べたところ、暴行によるものとみられることがわかったということです。
この看護師は暴行をおおむね認めているということで、病院は看護師を自宅謹慎にするとともに、道など関係機関に通知し、今月6日から新たな入院患者の受け入れを一時停止しています。
また去年には、別の男性職員が女性患者の体をさわるなど不適切な行為をしていたことも明らかになっていて、病院は外部の弁護士なども交えて、詳しい調査を行ったうえで、その結果を明らかにすると説明しています。
昭和48年に開設された石井病院は、日高地方で唯一の精神科の入院病棟があり、およそ220人が入院できるということです。