宿泊キャンセルで損失30億円に

今月6日に北海道で震度7の揺れを観測した地震以降、北海道内の宿泊施設の予約のキャンセルは、11月までに道内で少なくとも30万人分で、およそ30億円の損失につながっていることがわかり、観光への影響が深刻になっています。

北海道内のホテルや旅館で作る「北海道ホテル旅館生活衛生同業組合」などは、今月6日に地震が発生したあと道内800余りの宿泊施設のうちおよそ300か所を対象に予約のキャンセルについて調査しました。それによりますと11月までに宿泊の予約をキャンセルした客はツアーや修学旅行の団体客を中心に、少なくとも30万人分に上ることがわかりました。組合は、およそ30億円の損失につながっているとしていて、全容が確認できれば損失はさらに膨らむと見ています。こうしたキャンセルは震度7の揺れを観測した厚真町がある胆振地方にとどまらず、道内全域で相次いでいるということで、観光への影響が深刻になっています。
「北海道ホテル旅館生活衛生同業組合」の西海正博理事長はNHKの取材に対し「多くの地域でインフラも復旧しているので、観光客の皆さんには安心して北海道に来てほしい。国や道には一刻も早い風評被害対策を求めたい」と話しています。