バスケB2 越谷アルファーズ 初のB1昇格決定

バスケB2 越谷アルファーズ 初のB1昇格決定

バスケットボールのBリーグ2部、B2の越谷アルファーズは、12日、千葉市で行われたプレーオフのセミファイナル、準決勝の第2戦でアルティーリ千葉に競り勝ち、対戦成績を2勝0敗として初めてのB1昇格が決まりました。

B2からB1への昇格は、レギュラーシーズンの上位8チームが争うプレーオフのトーナメントで上位2チームに入ることなどが条件です。
先に2勝したチームが勝ち上がるプレーオフで、東地区2位のアルファーズはセミファイナルに進み、東地区1位のアルティーリ千葉を11日の第1戦で延長戦の末に97対93で破り、B1昇格まであと1勝として12日千葉市で第2戦に臨みました。
アルファーズは前半を6点リードで折り返すものの、後半は追い上げられて一時は逆転を許しました。
その後は、接戦が続きましたが、残り数秒の場面で得たフリースローを着実に決めて、75対72で競り勝ちました。
レギュラーシーズンでアルファーズは、アルティーレに1勝5敗と負け越していましたが、セミファイナルでは2連勝して初めてのB1昇格とファイナル進出を決めました。
アルファーズはB2優勝を目指して、今月18日から大津市で、西地区1位の滋賀レイクスと対戦します。

越谷アルファーズの安齋竜三ヘッドコーチは試合後の会見で「相手の壁は高かったが選手たちの頑張りとファンの後押しのおかげで超えることができた。まだB1のレベルに達していない部分は多く、地域も巻き込んでそういうチームになっていくのが課題だと思う」と話していました。
ポイントガードの松山駿選手は「うれしいのひとことです。一人一人の意識が変わりチーム内の役割がしっかりしたことが勝因だと思う。B1に向けて、チャレンジャーの気持ちを忘れずに、今までやってきたことに集中して、頑張っていきたい」と話していました。