川下り 観光客でにぎわう 埼玉 長瀞町

大型連休2日目の28日、荒川の急流を舟で下る埼玉県長瀞町の川下りには大勢の観光客が訪れていました。

長瀞町には年間およそ300万人の観光客が訪れ、中でも、荒川上流の渓谷を木製の舟で下る川下りは観光名物となっています。
28日も、大勢の家族連れなどが訪れ、長さ10メートルほどの舟に乗って、およそ3キロのコースを進みました。
コースの途中には、「岩畳」と呼ばれる巨大な岩場が岸辺に連なる見せ場があり、観光客たちは水しぶきをあげながら進む20分ほどの旅を、歓声をあげて楽しんでいました。
千葉県から訪れた高校1年生の女子生徒は「水がきれいで、鳥の声が聞こえ、自然を楽しむことができました。今日のことを友だちに報告したいです」と話していました。
東京の東大和市から家族連れで訪れた40代の男性は「連休中はあまり遠出をせず、近場で過ごそうと思います」と話していました。
川下りの運営会社の木村正規支配人は「安全第一で多くのお客様をお迎えしていきたい」と話していました。