さいたま市 与野公園に「パークPFI」制度導入 企業が運営

さいたま市中央区にある「与野公園」について、市は民間事業者に飲食店などの運営をしてもらいその収益を施設整備にあてる「パークPFI」制度を取り入れ今月から企業による運営が始まり、カフェや展望デッキなどの整備が進められています。

与野公園は明治時代から続く公園で、毎年5月にはおよそ3000株のバラが見頃を迎え、市民に親しまれています。
この公園についてさいたま市は「パークPFI」制度を導入し、今月から大阪に本社がある「大和ハウス工業」のグループ会社などが管理と運営を担っています。
「パークPFI」制度は、民間事業者が飲食店や売店などを設置して運営し、その収益を公園の整備にあてるもので、各地で導入が進んでいます。
与野公園では、南側の広場や駐車場があったエリアに、ベーカリーカフェや展望デッキ、それに遊具などを整備する工事が始まっていて、来年オープンする予定です。
さいたま市でこの制度を取り入れた公園は2か所目で、今後も増やしていくことを検討しているということです。