春の交通安全運動 期間中の死者なし 昭和43年以降初めて

春の交通安全運動 期間中の死者なし 昭和43年以降初めて

15日まで行われた春の全国交通安全運動の期間中に、埼玉県内で交通事故で死亡した人の数はゼロ人となりました。
死亡した人がいなかったのは、記録が残る昭和43年以降初めてだということです。

警察によりますと15日までの10日間行われた春の全国交通安全運動の期間中に、埼玉県内で起きた人身事故の件数は413件で、前の年の同じ時期より26件、率にして5.9%減りました。
けがをした人の数は482人で、前の年の同じ時期より36人、率にして6.9%減りました。
また死亡した人の数は2人だった前の年に対し、ことしはゼロ人となりました。
毎年、春と秋に行われる全国交通安全運動の期間中に死亡した人がいなかったのは、記録が残る昭和43年以降初めてだということです。
警察は「運動を通じて交通安全の機運が高まった結果だと感じるが、今月13日には川越市で女子高校生が軽乗用車にはねられ意識不明の重体になる事故などが起きている。大型連休を控え外出する機会が増えるためドライバーには安全運転を一層心がけてほしい」と話しています。