インフルエンザ新規感染者6.23人で前週比減 流行警報解除

埼玉県内の感染症について県は10日、今月7日までの1週間の1医療機関あたりの新たな感染者数を発表しました。

それによりますと新型コロナは4.13人で、前の週と比べて減少し緩やかな減少が続いています。
主に子どもが感染し、発熱やせきなどかぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」は1.32人と前の週と同じ水準で、過去4年間と比較すると多い状況です。
インフルエンザは6.23人で前の週と比べて大きく減少していて、基準となる10人を下回ったことから、去年11月から出ていた流行警報は解除されました。
「溶連菌感染症」の一種A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は3.09人で減少傾向にあり、基準の4人を下回ったとして流行警報は解除されました。
埼玉県は、引き続きこまめな手洗いやせきエチケットなどの基本的な感染対策を心掛けるよう呼びかけています。