埼玉県内の感染症 新型コロナ減少続く RSウイルスは倍増

埼玉県内の感染症 新型コロナ減少続く RSウイルスは倍増

埼玉県内の感染症について、県は3日、先月31日までの1週間の、1医療機関あたりの新たな感染者数を発表しました。

それによりますと、新型コロナは5.00人で、前の週と比べて減少し、緩やかな減少が続いています。
主に子どもが感染し、発熱やせきなどかぜのような症状が出る「RSウイルス感染症」は1.25人と前の週の2倍に増え、過去4年間と比較すると早い時期の流行が懸念されるということです。
インフルエンザは14.18人で2週続けて減ったものの、依然として感染者が多い状況が続いています。
「溶連菌感染症」の一種A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は3.94人で前の週からわずかに減少したものの多い状況が続いています。
埼玉県は、外出後の手洗いや咳エチケットに心がけるほか、子どもの体調がすぐれない時には医療機関に電話で相談して早めに受診するよう呼びかけています。