トイレで盗撮の男性教諭など教職員3人を懲戒免職 埼玉県教委

埼玉県教育委員会は、勤務先の中学校の女子トイレで盗撮をしたとして男性教諭を懲戒免職にするなど、あわせて3人の教職員を懲戒免職とする処分を発表しました。

埼玉県教育委員会によりますと、県北部の中学校に勤務する35歳の男性教諭は、おととしから去年にかけて、勤務先の学校の体育館の女子トイレに設置した小型カメラで盗撮をしたということです。
この教諭は、河川敷で拾った他人のスマートフォンを自分のものにしたとして、去年11月に横領の疑いで警察に逮捕され、その後、盗撮について建造物侵入の罪で起訴されています。
また、さいたま市内の県立の特別支援学校の23歳の男性講師は、ことし1月、勤務先とは別の高校の女子生徒を自宅に招き入れ、わいせつな行為をしたということです。
加須市の小学校に務める57歳の女性教諭は、ことし2月、酒を飲んで車を運転して栃木県内で物損事故を起こしたということです。
県教育委員会は、この3人をいずれも11日付けで懲戒免職としました。
このほか、36歳の男性中学校教諭は去年4月、勤務先の女性職員の体を触ったとして停職6か月に、26歳の男性高校教諭はことし2月、生徒が投げた雪が顔に当たったことを怒り生徒の腹を蹴ったとして減給10分の1を1か月の懲戒処分となりました。