群馬・栃木・埼玉の「三県境」で周辺地域盛り上げる催し

群馬・栃木・埼玉の県境が平地で接している、全国的にも珍しい場所を活用して周辺地域を盛り上げようという催しが開かれました。

群馬県板倉町と栃木県栃木市、それに埼玉県加須市が接する場所は3つの県が平地で接する全国的にも珍しい場所で、観光スポットとして多くの人が訪れています。
この「三県境」を活用して地域を盛り上げようと2日は、3つの自治体が協力して催しが開かれました。
このうち、県境を見学するガイドツアーでは参加した人たちが地元のボランティアの説明を受けながら整備された遊歩道などを歩いて県境を目指しました。
「三県境」ではコンクリート製のくいの上に設置された県境を示すプレートを撮影したり、その周りを歩いたりしていました。
また、県境に近い埼玉県加須市の道の駅では、それぞれの自治体がブースを設け「三県境」のイラストが描かれた木製のストラップを無料で配ったり、特産の野菜を販売したりしていました。
訪れた男性は「県境をぐるぐる歩いてまわり楽しみました。道の駅からも近いので多くの人に見に来てもらいたい」と話していました。