大宮が過去最高の2位 1都4県「住みたい街ランキング」

大宮が過去最高の2位 1都4県「住みたい街ランキング」

住宅情報サイトが調査した1都4県の「住みたい街ランキング」が発表され、「大宮」が過去最高の2位となるなど、埼玉県内の多くの街が去年よりも順位を上げました。

住宅情報サイトが行ったこの調査は、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城に住む20代から40代の9000人余りに、インターネットで住みたい街を駅名で選んでもらったものです。
1位は7年連続「横浜」、2位が「大宮」で去年より順位を1つ上げ、過去最高の順位となりました。
3位は東京の「吉祥寺」で大宮と入れ替わって順位を1つ下げていて、1位と2位がともに東京以外の街になったのは初めてです。
「大宮」は交通の利便性に加え、娯楽施設の充実や大規模商業施設があることなどが、街の魅力としてあげられています。
このほか、埼玉県内では「浦和」が順位を2つ上げて10位、「さいたま新都心」が1つあげて21位、「川越」が4つあげて30位などとなっています。
一方で、利便性が高いのに家賃などが割安なイメージがある街を選んだ「穴場だと思う街ランキング」では、2位に「和光市」、3位に「大宮」、5位に「所沢」、6位に「川口」と、10位以内に県内4つの街が入っています。
住宅情報サイトSUUMOの池本洋一編集長は「『実は暮らしたら楽しい街』、『コスパ良く暮らせる街』が物価や物件価格が高い中で注目を高めていくのではないか」と話しています。

「住みたい街ランキング」で「大宮」が2位、「浦和」が10位になったことについて、さいたま市の清水勇人市長は「とても喜ばしく、誇りに思っています。さいたま市が『住みやすい』街との認識が市内外に広がり、定着してきている証なのではないかと考えています」とコメントしています。