可憐な白い花 セツブンソウが見頃 埼玉 小鹿野町

埼玉県小鹿野町のセツブンソウの群生地で、可憐な白い花が見頃を迎え、訪れる人たちを楽しませています。

小鹿野町の両神小森地区にある広さ5000平方メートルほどのセツブンソウの群生地では、今月上旬から花が咲き始め、今年は例年より一週間ほど早く見頃を迎えています。
セツブンソウは背丈が10センチほどの茎の先に、直径1センチほどの白い花を咲かせ、地域に春の訪れを告げる花とも言われています。
開発による影響などで減少している地域もあり、小鹿野町では、地元の人たちが群生地に柵を取り付けるなど保全に取り組んでいます。
訪れた人たちは、ゆっくりと散策しながら、斜面を覆う可憐な花を写真に撮るなどして楽しんでいました。
東京・武蔵野市から訪れた50代の女性は、「じっくりみるとかわいい花ですね。色合いも春が来たかなと感じさせます」と話していました。
小鹿野町のセツブンソウはあと1週間ほど楽しめるということです。