「下久保ダム」貯水率減 埼玉県5市町の農業用水で取水制限へ

関東の水がめの一つとなっている群馬県などを流れる神流川の「下久保ダム」は去年の夏以降、雨が少ない影響で貯水率が35%まで落ち込んでいます。
これを受け22日関係機関が協議し、群馬県藤岡市などの一部地域で来月から10%の取水制限を行うことを決めました。

関東地方整備局によりますと、群馬県南部などを流れる利根川水系の神流川では去年7月から雨が少ない状態が続き、関東の水がめの一つとなっている「下久保ダム」は貯水率が、22日の時点で35%まで落ち込んでいます。
こうした状況を受けて、国や流域の自治体などの関係機関が22日臨時会議を開き、来月から10%の取水制限を行うことを決めました。
対象となるのは藤岡市の生活用水と農業用水、埼玉県本庄市や深谷市など、埼玉県内の5つの市と町の農業用水で、関東地方整備局などによりますとただちに生活には影響は出ないとしています。
神流川で取水制限が実施されれば1996年以来28年ぶりだということで、関東地方整備局高崎河川国道事務所の土屋秋男副所長は「今後の雨の状況によっては取水制限を20%まで引き上げることも検討する。水の利用者にはできるかぎりの節水に協力してほしい」と話しています。