埼玉県内の銭湯入浴料 20円高い500円に ことし4月から

埼玉県内の銭湯入浴料 20円高い500円に ことし4月から

埼玉県内の銭湯の入浴料の上限額が燃料費の高騰などを受けて、ことし4月から、現在より20円高い500円に引き上げられることになりました。

銭湯の入浴料は法令に基づいて都道府県ごとに上限が決められていて、銭湯の経営者を中心とする組合は燃料費の高騰などを受けて経営が厳しくなっているとして、去年11月、埼玉県に対して入浴料の上限額を引き上げるよう申請していました。
これを受けて、先月、有識者などでつくる審議会が答申をまとめ、入浴料の上限額について、12歳以上は現在の480円から500円に、6歳以上12歳未満は180円から200円にそれぞれ20円ずつ引き上げることを決めました。
一方で、6歳未満は、子育て世帯の負担を軽減するため70円のまま据え置きとなりました。
上限額の引き上げはおととし10月以来で、入浴料の改定はことし4月1日から行われます。