越谷の運送会社 通行止め解除に向け 準備進める

雪の影響で、高速道路では多くの路線で通行止めが続き、5日、一日運送業務を停止していた埼玉県越谷市の運送会社では、雪のピークは過ぎたことから通行止めの解除に向けて準備が進められています。

埼玉県越谷市の運送会社では名古屋や大阪方面への長距離運送を行っていますが、雪の影響で高速道路が通行止めとなった5日は、この業務をとめていました。
このため、会社の駐車場には午前中、ふだんより多いおよそ60台の大型トラックがとまっていて、高速道路の通行止め解除に備えるドライバーの姿も見られました。
30代のドライバーは「自宅が遠いため、雪で出勤できないと困るので昨晩はトラックの中で過ごしました。高速道路の通行止めが解除されたら早く仕事がしたいです。すぐ出られるように準備しておこうと思います」と話していました。
会社内では雪のピークが過ぎたことから、高速道路の通行止めの解除に向けて業務再開の準備が進められていて、ホームページで道路状況を確認したりドライバーや取引先と連絡をとったりしていました。
運送会社「ランビック」の岐土光雄部長は「きのうの大雪でどうなるかなと思っていましたが、きょうは通常どおり業務できるのではないかと期待しています。通行止めの解除を待ちたいと思います」と話していました。