深谷 渋沢栄一ゆかりの地めぐる自動運転バスの試乗会

ことし7月に渋沢栄一の肖像がデザインされた新しい一万円札が発行されるのを記念して出身地の埼玉県深谷市ではゆかりの地をめぐる自動運転バスの試乗会を行いました。

埼玉県深谷市は、去年から大学などと連携し自動運転バスの実用化に向けて取り組みを進めていて、12日から地元の人などによる試乗会が行われました。
バスが走るルートは、ことし7月に深谷市出身の渋沢栄一の肖像がデザインされた新しい一万円札が発行されるのを記念して渋沢ゆかりの観光名所をめぐる13キロあまりの公道で、バスは時速60キロを上限に走りました。
試乗会に参加した小学6年生10人あまりは車内のモニターでドライバーが操作をせずにハンドルが自動で動くのを見たり信号でバスがゆっくりと止まるを体験したりしていました。
バスに試乗した小学生は、「バスが自動で止まってすごいと思いました」と話していました。
この試乗会は1月19日まで行われ、深谷市などは実証実験などを繰り返してさらに高度な自動運転のレベルを目指すことにしています。