所沢 イノシシが小学校の校庭に侵入 児童教職員は建物に避難

7日夕方、埼玉県所沢市の小学校の校庭にイノシシ1頭が侵入したあと外に逃げ、警察や消防などが対応にあたっています。
けが人はいないということです。

7日午後4時半ごろ、所沢市小手指南にある椿峰小学校の校庭に、イノシシ1頭が侵入したと、学校などから警察に通報がありました。
現場は西武池袋線の小手指駅から南西に2キロほどの住宅が建ち並ぶ地域で、警察や市によりますと、イノシシは、体長1メートルから2メートルほどで、当時、学校にいた児童や教職員はいずれも建物の中に避難しけがをした人はいないということです。
イノシシは30分ほどたった午後5時ごろ、姿が見えなくなり、警察などが確認したところ、敷地内のプールのフェンスが破れていて、学校の外に逃げたということです。
警察や消防が対応にあたるとともに周辺の住民に注意するよう呼びかけています。
この小学校の周辺では3日前にもイノシシの目撃情報が寄せられていたほか、7日も午後4時以降に目撃情報が相次いで寄せられ、市が防災行政無線やSNSで注意を呼びかけていました。

所沢市では7日午後4時15分ごろに現場の小学校周辺の地域でイノシシが目撃されたという情報が相次いで寄せられ、市が防災行政無線やSNSで外出時の注意を呼びかけていました。
所沢市内では4日にもこの近くの小手指町や北中などでイノシシの目撃情報が寄せられ、市が注意を呼びかけていました。