インフルに流行警報継続 咽頭結膜熱の感染者も4週連続増加

埼玉県内のインフルエンザの感染者は1医療機関あたり27.98人と、引き続き多い状態で流行警報が出ています。
同じく流行警報が出ている咽頭結膜熱の感染者も4週連続で増加していて、埼玉県は感染対策の徹底を呼びかけています。

埼玉県によりますと、今月3日までの1週間に261の医療機関から報告のあったインフルエンザの感染者は1医療機関あたり27.98人となっています。
これは前の週とほぼ同じ水準で引き続き多い状態で、先月1日に出された流行警報が続いています。
一方、咽頭結膜熱の感染者は1医療機関あたり5.15人で前の週より0.24人増えています。
4週連続の増加で、先月15日に流行警報が出てからもっとも多くなっています。
埼玉県はせきやくしゃみが出る場合はマスクをするほか、石けんを使いこまめに手洗いをするなど感染対策をとるとともに、体調がすぐれない場合は医療機関に電話で相談したうえで早めに受診するよう呼びかけています。