埼玉 毛呂山町の養鶏場 鳥インフル約4万5000羽処分終了

鳥インフルエンザウイルスが検出された毛呂山町の養鶏場について、埼玉県は1日、およそ4万5000羽のニワトリの殺処分を終えたと発表しました。

県によりますと、毛呂山町の養鶏場では29日ニワトリが死んでいるのが相次いで見つかり、遺伝子検査を行った結果、高病原性の疑いがある「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されました。
県は職員などのべ380人あまりを動員して、ニワトリの殺処分を進め、1日午前までに終えたと発表しました。
県は、殺処分したニワトリの卵やえさを処分したうえで、養鶏場全体の消毒などを行い、2日までに防疫措置を完了させたいとしています。
これまでのところ周辺の養鶏場で異常は見られないということで、県は防疫措置が完了した段階で養鶏場から半径10キロ以内で行っている規制を解除する時期を検討することにしています。