女子生徒を35回自宅に招く 県立高校教諭を停職6か月処分

埼玉県東部にある県立高校の39歳の教諭が、女子生徒を35回にわたって自宅に招くなどしたとして26日付けで停職6か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは埼玉県東部にある県立高校の39歳の男性教諭です。
埼玉県教育委員会によりますと、この教諭は令和3年12月ごろからおよそ1年2か月の間、教科を教えていた女子生徒を35回にわたって自宅に招き入れ手を握ったりキスをしたりして2人で過ごしたということです。
ことし2月、自宅近くで教諭と女子生徒が一緒にいるのを見た父親からの訴えで発覚しました。
県教育委員会の調査に対して教諭は「理性ではだめと理解していたが気づいたときには引き返せなかった。本当に申し訳ない」と話しているということです。
埼玉県教育委員会はこの教諭を26日付けで停職6か月の懲戒処分とし、教諭から出された退職願を承認したということです。
県教育委員会は「生徒との信頼関係を根幹から揺るがす不適切な行為で誠に申し訳なく心からおわびします」と話しています。