自治会が災害時の安否確認システム導入 埼玉 本庄

大規模な災害が発生した際に住民の安否を確認するシステムを埼玉県本庄市の自治会が導入し、使い方などを習熟してもらうための集いが開かれました。

災害時の安否確認システムを導入したのはおよそ1200世帯が暮らす本庄市の小島南自治会で、15日の集いには150人ほどが参加しました。
システムを開発した建設会社でのプログラミングの実務経験がある自治会の岩崎明さんからスマートフォンを使った安否情報の送信のしかたなどが伝えられました。
専用のQRコードを読み取るとアプリで「無事」や「避難済み」といった情報を送信することができ、受信したシステムには送信者の居場所も地図上に表示されるようになっていて、参加者が実際にスマートフォンを操作して確かめていました。
システムを開発した岩崎さんは「高齢者や子どもがより使いやすいアプリになるよう、改良できることがあれば対応したいです」と話していました。