世界最小のシカ「プーズー」の赤ちゃんを公開 埼玉 東松山

埼玉県東松山市の動物園で世界最小のシカと言われている「プーズー」の赤ちゃんが公開され、かわいらしい姿を見せています。

東松山市の埼玉県こども動物自然公園で飼育されている南米に住む小型のシカ「プーズー」は、成長しても体長80センチほどで、「世界最小のシカ」と言われているということです。
動物園では、ことし7月に生まれたプーズーのメスの赤ちゃんを、先月下旬から公開しています。
この赤ちゃんは、来園者によって誕生日の7月3日の花、マツバギクにちなんで、「マツバ」と名付けられ、母親が見守る中木の葉を盛んに食べていました。
生まれた直後の体重は780グラムでしたが、2か月余りたって3キロを超え、順調に育っているということです。
この動物園で飼育するプーズーは、これで7頭になりました。
群馬県から訪れた小学1年生の女の子は「こんなに小さくても生きられるんだなと思いました。とてもかわいいです」と話していました。
飼育員の須賀志津枝さんは「赤ちゃんにしかない背中の白い模様が夏の終わりのころまで見ることができるので、たくさんの人に見に来てほしい」と話していました。