埼玉県 新型コロナ感染者 定点把握で12週連続の増加

埼玉県内の新型コロナウイルスの新たな感染者の数は1医療機関あたり19.77人と12週連続で増加しました。
増加傾向が続いていることから、県は「体調がすぐれない場合は外出を控えてほしい」と呼びかけています。

埼玉県が23日発表した新型コロナの感染状況によりますと、今月14日から20日までの1週間に定点把握の対象となっている261の医療機関のうち、報告があった237の医療機関の新たな感染者数は4685人でした。
1医療機関あたりで19.77人となり、前の週と比べて20.84%増えていて、増加は12週連続です。
年代別では、10歳未満が654人と最も多く、ついで20代が652人、10代が621人、50代が609人と続いています。
今月17日現在、埼玉県内の新型コロナによる入院者数は、国が住民へ注意喚起を行う目安としている、オミクロン株による感染がピークになった際の入院者数の半数を超えています。
22日の定例会見で大野知事は「新型コロナは高齢者や基礎疾患のある人が重症化しやすいことにかわりはない。夏休みも終盤だが体調がすぐれないときは外出を控えてほしい」と呼びかけています。